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2015年8月27日木曜日

T.ヘイガー 『大気を変える錬金術』

T.ヘイガー 『大気を変える錬金術 ハーバー、ボッシュと化学の世紀』
 大気からアンモニアを作るハーバー・ボッシュ法.それがどのように生み出されたのか,またその二人の研究者はその後どのような道に進んでいったのかを知ることのできる書物. 

2015年4月4日土曜日

オーケストラ大国アメリカ

オーケストラ大国アメリカ
著者:山田真一



 アメリカは歴史に裏付けられた一級の文化のない国と捉えられがちだ.しかし,実は旧大陸のそれに優るほどの文化への熱意をもっているのである.
 この本はアメリカアメリカのオーケストラがどのように成立し,成長していったのかを描いている.

 音楽だけのオーケストラ音楽は,オペラよりも高尚だという考えがあったとしている.そしてその考えに基づきこの本ではオーケストラがどのようにできていったのかを扱っているので,歌劇場の話が出てこない.
最近のフィラデルフィアなどの経営難を扱っていない

2015年4月1日水曜日

堺屋史観とは何か.堺屋太一『東大講義録 文明を解く』

 講義をまとめた本は結構好きだ.話が固くならずテンポが良くて読みやすい.本書も2002年の4月から7月にかけて東京大学先端科学技術センターで堺屋太一が講じた「知価社会論」を講義録だ.時期的には著者が経済企画庁長官を辞任した直後で,この時一年任期で東大の客員教授となっていた.

 この本は文明の移り変わりと,氏が提唱する「地価革命」について説明している.扱っている事柄の範囲は広いが二冊の文庫本にコンパクトにまとまっている.そして結構おもしろい.
 
 
堺屋太一 『東大講義録 文明を解く』

2015年3月28日土曜日

いま生きる「資本論」


いま生きる「資本論」

著者:佐藤優

佐藤優の本は面白い.ただし内容が高度だ.
半分読んで中断,柄谷行人とか出てきたので,勉強中.そんなわけでいずれ読もうと出版されている本を集めているが,なかなか進まない.しかも書くのが早いので毎月新刊が出るという始末.

本筋から離れたところで面白かったのは不破哲三は資本論をちゃんと読んだことがなかったというところ.

取り上げていた本で興味をもったのものは

資本論 1 (岩波文庫)
向坂逸郎の訳


浅田彰/著
 構造と力―記号論を超えて
 逃走論―スキゾ・キッズの冒険
これらはポストモダンを代表するものらしい,そもそもポストモダンがよくわからない

柄谷行人/著
 世界史の構造
 トランスクリティーク――カントとマルクス
 世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて
よく名前を聞く著者,ポストモダン.新しいものから読んでいくのが良いらしい.買って損なし.

太平記
資本論だけ読んでも立体的に捉えられないらしい.

炭素文明論


炭素文明論 「元素の王者」が歴史を動かす

著者:佐藤健太郎

 わかりやすく,すぐに読めるが,化学と世界史にの広範な知識が得られる入門書.

農耕開始から世界大戦まで、人類は地上にわずか〇・〇八%しか存在しない炭素をめぐり、激しい争奪戦を繰り広げてきた。そしてエネルギー危機が迫る現在、新たな「炭素戦争」が勃発する。勝敗の鍵を握るのは……? 「炭素史観」とも言うべき斬新な視点から人類の歴史を描き直す、化学薀蓄満載のポピュラー・サイエンス。
http://www.shinchosha.co.jp/book/603732/